【シングルマザーの恋愛は難しいのか?】
実際にシングルマザーと交際経験のある男性50名へアンケート調査を実施。
なかなか聞きにくいシングルマザーの恋愛事情について、男性側からリアルな声を集めました。
「子供がいても恋愛したい」「どんなところに気をつければいいの?」そんな声に役立つ調査結果を公開します。
- シングルマザーとどこで出会ったのか
- 結婚へとむすびついたのか
- 男性が交際のなかで感じたこと
- シングルマザーの恋愛はどんなところが難しいのか
- 男性から見たシングルマザーならではの魅力
アンケート調査について
実施したアンケート調査の概要と調査にいたった理由をお伝えします。
調査概要
実施期間:2025年9月20日~9月22日
実施方法:クラウドワークスにてアンケート調査
調査対象:シングルマザーと交際経験のある20代以上の男性
設問
- 年代
- どこで出会いましたか?
- 交際期間はどのくらいですか?
- 交際後、結婚へといたりましたか?または、現在結婚を考えていますか?
- 「はい」と答えた方は、結婚の決め手となった出来事を教えてください。
- 「いいえ」と答えた方は、お別れした理由を教えてください。
- 子供とは会いましたか?または会う予定はありますか?
- 交際中に子供がいることで「制限されているな」と感じたことはありますか?
- 「ある」と答えた方は、理由を教えてください。
- 交際中にあなたが最も気を遣ったのはどのようなことですか?
- 独身女性と比べて、シングルマザーとの恋愛は難しいと思いますか?
- 理由を教えてください。
- 交際するなかで、あなたが感じたシングルマザーならではの魅力を教えてください。
調査背景
一般的に言われる「シングルマザーの恋愛は難しい」という見解を女性側からではなく、より具体化させるため男性側の視点でアンケートを行いました。男性が「なにを難しいと感じているのか」「どのような想いで交際しているのか」を知ることで、シングルマザーの交際の心得にできるのではと考えています。
元シングルマザーの私も、交際するなかで悩みや不安を感じたことは数知れず。シングルマザーが恋愛をするうえで、越えなければならない壁はいくつもあると思います。今回のアンケート結果は決してマイナスなものではなく、「シングルマザーの恋愛に必要な対応はコレだ!」を見つけて、役立てていただけると嬉しいです。
アンケート結果
早速、アンケート結果を見ていきましょう。
年代

アンケート回答者のボリュームゾーンは30代と40代。20代でシングルマザーと交際している方が予想よりも多い印象です。
どこで出会いましたか?

「友人:知人の紹介」と同率でトップなのが「マッチングアプリ」。男性はマッチングアプリでシングルマザーと出会うことに抵抗感がないということがわかります。

スマホ1台で利用できるし、シングルマザーの恋活にマッチングアプリはあり!


交際期間はどのくらいですか?


交際期間は1年経過していない方が半数以上。現在交際中の方もいるので、これから交際期間が長くなる可能性があります。
交際後、結婚へといたりましたか?または、現在結婚を考えていますか?


交際していたがお別れした、あるいは現在交際中だが結婚は考えていない割合が86%。対して、結婚した、あるいは交際中で結婚を考えている割合が14%という結果となりました。
ここで注目すべきは、結婚した・する予定の方がどこでシングルマザーと出会ったかです。「職場」「友人・知人の紹介」に次いで「マッチングアプリ」が2名!
交際期間においては、2年以内で結婚がひとつの目安となりそうです。
「はい」と答えた方の結婚の決め手となった出来事
子供も懐いてくれたし、金銭的にも精神的にも自立している人だったから(20代)
子供と一緒に過ごす中で、自然と家族のような関係が築けたこと。(30代)
彼女だけでなくお子さんも含めて一緒に過ごす時間が自然に「家族」になっていったことが大きかったです。子供に懐かれ、自分も守りたいと思う気持ちが強くなり、彼女と人生を共にしたいと確信しました。(30代)
職場の事務職で後から入社してきた時の歓迎会で仲が良くなって、付き合うようになりました。その後数回デートを重ねた後、シングルマザーだと告げられ、子供を紹介されました。子供とも仲良くなって、子供の通っている小学校の運動会を応援に行った時に、子供の頑張っている姿に感動して、妻と子供とずっと一緒にいたいと思ったことが結婚の決め手となりました。(30代)
回答内容を見てみると「子供を含めた関係性」がカギとなっていますね。家族をイメージできるような過ごし方が男性にとっては「結婚」を意識させるポイントとなりそうです。
「いいえ」と答えた方のお別れした理由
子供を優先する生活リズムに合わせるのが難しく、次第に会う回数も減り気持ちがすれ違ってしまいました。(30代)
価値観の違いと、相手が子供との生活を優先したいという気持ちが強かったため、お互いに無理をしない形で別れることにしました。(30代)
相手の子供とあまりうまくいかなかったことと、付き合い始めからなんとなく結婚を意識させられたのが、当時自分も若かったので少し厳しかった。(30代)
価値観の違いが徐々に浮き彫りになり、お互いに将来のビジョンが合わなくなったため、話し合って別れました。(30代)
経済的に厳しい状況と自分の子供ではないということで結婚まで踏み切れませんでした。(40代)
「子供」と「価値観」への想いが合わずお別れになる方が大半でした。相手に子供がいるということで「結婚へのプレッシャー」を感じている男性も少なからずいるようです。
子供とは会いましたか?または会う予定はありますか?


意外だなと驚いたのが「会った」と回答した方が64%もいたことです。交際期間とあわせて見てみると、交際から1年経たずして子供と会っている方が70%以上。反対に「会っていない」と回答した2名の方が交際期間3年以上。
アンケート結果からわかったこと
- 交際期間の長さと子供に会わせるタイミングはあまり関係ない
- 「2人で長く交際してから子供に会わせよう」よりも「子供との相性を見て、今後の交際を考えよう」という女性が多い
交際中に子供がいることで「制限されているな」と感じたことはありますか?


元シングルマザーとして「ある」が断トツで多いのかと思っていましたが、ほぼ半々という結果になりました。「子供がいる」ということに対し理解・納得している男性は意外と多いですね。
【子供の体調不良などで突然デートがキャンセルになったときに起こりやすい事例】
- 目の前に子供がいる女性「残念だけど仕方ないよね」と諦めがつきやすい
- 目の前に子供がいない男性は「仕方ないけどデートしたかった」と不満を抱えやすい
考え方のすれ違いが重なっていくと男性の不満が爆発してしまう



子供のことに関しては「仕方ない」のですが、男性へ感謝を忘れないということが大事です!
交際中にあなたが最も気を遣ったのはどのようなことですか?


「子供を優先する」が最多、次いで多かったのが「金銭面」。シングルマザーの懐事情を心配し、デート費用を負担している男性が数名いました。
ほか「子供との距離感」や「干渉しすぎない」と、子供との関係性を深めたいれけど、なれなれしくし過ぎないように配慮している男性も多くいます。
つづいて、男性のリアルな声をご紹介します。
子供の事を優先して良いと常に彼女へ伝えていました。会いたい時や外出したい時などは我慢していました。(20代)
金銭面も考えないといけないし、二人でたまに会いたいと思った時でもそれをなかなか口にはできず、デートの約束の時に子供の体調が悪ければそちらを優先してもらう(20代)
子供の気持ちを大切にしつつ、彼女と過ごす時間も確保できるように配慮しました。また金銭面でも無理のない範囲でデートプランを考えました。(30代)
子供を優先してと伝えて自分と会うときは息抜き程度いいよと伝えてお互い理解したうえで罪悪感やストレスのないよにしました。(30代)
泊りの旅行はしない、お酒を飲むときはセーブするし、すぐに帰れるように相手の家の近所に限る。(40代)
子供の気持ちを最優先にすることです。子供が私に対してどう思っているか、ストレスを感じさせていないか、常に気を配っていました。(40代)
子供のことはあまり意識しないで、1人の女性として相手に接するようにしたところです。(50代)
子供のことは、もちろん気を使いました。出来るだけ一緒に食事をしたりゲームをして遊んだり、外出もしました。子供は中学生だったので、そういう点は楽でしたが、小さな子供の場合はもっと大変だろうと思います。(60代以上)
独身女性と比べて、シングルマザーとの恋愛は難しいと思いますか?


私もシングルマザーでしたので「独身女性と比べたら、そりゃあ難しいだろ!」と思います。ですが「いいえ」「変わらない」と回答した男性は22%!
さらに「はい」と回答した男性は実際にシングルマザーと交際にいたっているわけです。「難しい」から無理ではなく「難しい」けど恋愛したい魅力があるのでは?とも考えられます。
「はい」と回答した理由
自分達だけのことを考えていけないからです。子供を含めた選択肢が必要となってくるからです。(20代)
自分との間にもし子供ができると思うとやはり対応が変わってしまうか実際分からないなとも思います。(20代)
自由に会える時間が限られているため、関係を深めるまでに時間がかかります。子供の存在を含めて受け入れる覚悟が必要なので、自然体の恋愛とは少し違う難しさを感じました。(30代)
子供のことを最優先に考えなければならず、予定が急に変わることが多い点や、将来の責任についても考えることが多いため難しいと感じます。(30代)
徐々に進めていけるような子供なし独身女性と違い、将来の事について一気に段階が上がってしまうというプレッシャーが強くなる。(40代)
子供がいない独身女性との恋愛は、二人だけの関係を築けば良いですが、シングルマザーとの恋愛は、子供の存在を尊重し、子供との関係も同時に築いていく必要があります。(40代)
「いいえ」「変わらない」と回答した理由
子供を含めての付き合い方をすればあまり問題にならないから(40代)
子供が好きなので、子供がいるシングルマザーであっても恋愛自体は難しいとは思いません。相手の子供の有無によっての影響は個人的にはあまりないです。(40代)
結婚前提の場合は、どちらにも難しさがあるから(40代)
同じ女性だから。(50代)
結婚を見据えた恋愛ならともかく、ただの恋愛なら変わらないと思うから。もちろん子供がいることで時間に制約が生まれたりして不利にはなれど、子供がいるからこそというか独身女性にはない気配りを感じることがあるのでトータルではほとんど変わらないと思う。(50代)
交際するなかで、あなたが感じたシングルマザーならではの魅力を教えてください


子供をひとりで育てる女性に「強さ」と「優しさ」、「包容力」を感じている男性は多いという回答結果になりました。恋愛の難易度は高めかもしれませんが、シングルマザーならではの魅力もたくさんあります。とくに「母性」は子供がいるからこそ培われた魅力です。
男性の回答内容をいくつかご紹介します。
人への思いやりや母性は人の本性が見えると思い、上手くいけばずっと一緒にいられるなと思いました。(20代)
子供を育てているからこその包容力や落ち着きがあり、一緒にいると安心感がありました。(20代)
責任感が強く、子供のために努力する姿勢がとても素敵でした。また、相手の立場に立って物事を考える優しさも魅力的でした。(30代)
自立していて、芯の強さを感じました。日常のちょっとしたことにも感謝してくれて、母親としての優しさと包容力がありました。(30代)
彼女は、子供を育てる中で、非常に責任感が強く、自立した女性でした。子供への愛情が深く、困難な状況でも明るく前向きに生きる姿に惹かれました。(40代)
シングルマザーは独身の女性よりもより人生の困難だったり喜びといった面に深く経験していることもあって、交際相手の悩みや感情に共感してくれますので、より癒されます。この共感力というのは、シングルマザーの方がより強めだと思っていますし、これが魅力な部分です。(40代)
子育て経験があるからか、気配りがよく出来る点。もちろん個人差はあるでしょうが、自分が付き合ったシングルマザーはやはり子育て経験があると違うな?と感心することが多かったので。独身女性は受け身だけど、シングルマザーは率先して何かしてくれるっていうのが多かった。(50代)
出産、子育ての経験があることから、やはり包容力が大きかったところです。(50代)
子供といる時はお母さんの顔でしたが、私といる時は女の顔でした。その二面性が、たまらない魅力だったと思います。(60代以上)
苦労をしてきているため、人間が練れている。失敗に対する耐性があるので、普通の独身女性なら我慢できないことも、簡単に乗り越えてもらえる。(60代以上)
まとめ
アンケート調査を実施した結果「シングルマザーの恋愛は難しい」「交際する男性がなにを思っているか」「シングルマザーならではの魅力がある」ということがわかりました。
私もシングルマザーでしたので、子供がいる女性の恋愛の難しさは多少なりともわかっています。このアンケートは「シングルマザーは恋愛ムリ」ではなく「男性の心理を少しでも理解して恋愛に活かそう」という主旨のもとすすめました。
このアンケート結果が、シングルマザーの恋愛の成功のヒントになれば嬉しく思います。
本アンケート調査結果の取り扱いについて
アンケート調査結果や内容をご紹介・引用・転載される際は出典元として「婚活かぁちゃんブログ」を明記の上、リンク(https://konkatsu-kaacyan.blog/)設定いただき利用をお願いいたします。
例)出展:婚活かぁちゃんブログ
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